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特性によって使い分け!木製パーティションと段ボールパーティション

特長・機能


空間をデザインする際にしばしば使われるのが、パーティションと呼ばれる間仕切りです。パーティションを立てることで、リフォームや工事に比べ圧倒的に低コストで自由にレイアウトを組むことができます。しかし、材質はこれまでアルミやスチールが主流でしたが、昨今は木製や段ボール製など、環境に配慮した素材のパーティションも人気です。

空間レイアウトにとって重要なアイテムであるパーティションのなかでも、木製パーティションの特性やメリット・デメリット、木製パーティションよりもさらにエコな素材として注目されている段ボールパーティションについてご紹介します。


おしゃれかつ機能的!木製パーティションの特性



木製パーティションは、ナチュラルでおしゃれな雰囲気を取り入れることができる間仕切りとして人気ですが、デザイン性以外にも特徴があります。木製パーティション独自の特性について、詳しく見ていきましょう。


温度と湿度の調整機能


木材には、熱の伝導率が低く断熱性に優れているという特性があるので、たとえ寒くても、木に触れたときにあまり冷たさを感じません。さらに、空気中の湿度が高いときには水分を吸収し、逆に低いときには水分を放出して、湿度をコントロールする働きもあります。

適度な音の吸収性


木材には完全な防音効果はありませんが、高音から低音まで各音域の吸収性が適度にあるため、快適に感じられる程よい響きを実現できます。さらに、遮音性も程よく持っているので、耳障りな音を遮断しながら中で響く音を柔らかくする働きもあります。


設置の際に気を付けること



木製パーティションを導入すること自体は難しいことではありませんが、設置にあたりいくつかの注意事項があります。トラブルにあったり後悔したりしないためにも、設置の際に気を付けることを確認しましょう。

導入場所のサイズ感・枚数の事前確認


設置する場所の寸法とパーティションの高さや幅が合っているか、注文する枚数は適切か、別途連結パーツなどが必要かどうかなど、事前によく検討しておくことが必要です。

特に自立式・置き型の間仕切りの場合は、大型の施工を頼むケースと違って、パーティションが届いた後の設置を一から素人が行うケースがほとんどです。だからこそ、入念に準備をしておくことが大切といえます。

空調・照明・消防設備とのバランス


天井まで完全に区切るハイパーテーションを設置する場合には、エアコンの位置、照明の明かりの場所、火災報知機の設置個所について事前に確認が必要です。パーティションを設置しようとしている部分にこれらがバッティングした場合は、導入自体ができないこともあります。空調や消防法をかんがみて欄間があいているものを選んだり、レイアウト場所を確認するなど、必ず空間全体のバランスを見ながら準備しましょう。


木製ゆえのデメリット



木製パーティションは木ならではの素材感を楽しめますが、それと同時に木製ゆえのデメリットもあります。
木製パーティションを選択するときには、このデメリットを踏まえたうえで購入したほうがよいでしょう。

重いので設置や移動が一苦労


パーティションの構造にもよりますが、木製のパーティションはあまり軽くはありません。中に芯材を入れたパネル張りの木製パーティションでも、厚み30mm、1850×900の大きさで10kgを超えます。そのため、頻繁に設置場所を変更したり、状況に応じて出し入れするといった用途では使いにくく感じることもあるでしょう。

購入にコストがかかる


木製パーティションの価格は、高いものから安いものまで幅広くありますが、決して安価ではありません。木目調の化粧板のパーティションでも、900×1800サイズで1万円以上します。さらに、ちょっとお洒落でいいものを選ぶと10万円以上する場合もあります。

廃棄の際に手間がかかる


木製とはいえ、パーティションほどの大きさですと可燃物としてそのまま捨てることができません。粗大ごみとして出すか、業者に処分してもらう必要があり、廃棄の際に手間やコストがかかります。


段ボールパーティションの魅力



段ボールパーティションは、原料が紙なので環境に配慮した素材として注目されています。他にも紙製ならではの特性がありますので、詳しく見ていきましょう。



軽さと強さの両立


段ボールパーティションは、軽く、丈夫な点が魅力です。その中でも、紙源は、1.6cmの厚みの段ボールにハニカム構造を組み込むことでより丈夫な段ボールパーティションを実現しました。また、1800×900の大きさで、約2.5㎏と、木製パーティションと比較してもとても軽いパーティションです。

場所をとらず簡単な収納


使わない時は、段ボールと同様に重ねてコンパクトに収納することができます。また、軽く、横置き・縦置き・平置きと置き方を選ばないので、棚の上や狭い隙間などへの収納も可能です。一方、木製のパーティションは、重く厚みもあり持ち運びや収納の手間がかかります。

リサイクル可能


パーティションに採用されている木材を始めとする多くの材質は、廃棄物処理扱いや粗大ごみ指定がなされていたりと、処分する際に手間がかかる場合があります。しかし、段ボールパーティションが不要になった際には、資源ごみとしてリサイクルをすることが可能です。



もっと素敵に!段ボールパーティション



ひと手間加えて、紙源の段ボールパーティションを素敵に活用しましょう。木目が良い、自然の風合いがいい、柄が欲しい、という方も、アレンジを加えれば他素材に負けない魅力的なパーティションが作れますよ。

木目シートを張ってアレンジ


どうしても木目調の落ち着いた雰囲気がいいという方も木目シートを使えば、段ボールパーティションも素敵にアレンジできます。シールのように裏に糊がついているので、丁寧に張っていくだけで完成です。木目の色目も今は様々な種類のものが出ており、目移りするほどです。また、木目シートは本当の木製と違い、汚れにくく掃除もしやすいのも魅力です。

壁紙を使ってアレンジ


今は壁紙も、糊付きの扱いやすい壁紙が増えています。タイル柄、大理石柄、和紙風、花柄など、デザインも質感も本当に幅広い種類が出ています。
種類が多いので、購入する際は、糊付きかどうか、表面仕様はどうかの確認しながら、目的にあった壁紙を選びましょう。


自分たちで絵を書く


紙源の段ボールパーティションは、段ボールそのままの茶色ではなく、クリーンな白色であるため、絵を描いたり、色を塗ったりするのにも適しています。学校や幼稚園などやイベントなどで、大きな空間を自分たちでうめるのも楽しいです。また、枠やスタンドを含まないハニカムボードのみの購入も可能なので、年度やイベント、季節ごとの交換も簡単に行えます。


まとめ


木製と段ボール製のパーティションは、環境に優しいという共通の特徴がありながらも、特性や向いている用途には違いがあります。
材質ごとの特徴だけでなく、それぞれのメリットとデメリット、実際の活用例や注意点から総合的に検討し、導入する際の参考としてはいかがでしょうか。
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