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安定のスチールパーティションと段ボールパーティションの可能性

特長・機能
スチールパーティションは、ビジネスオフィスの内装で用いられることの多いパーティションです。防火性、遮音性、断熱性を備えており、とても高い機能性を保持しています。

一方で、段ボールパーティションは、段ボールを使用していることからとても軽く、コストも抑えられ、自由にレイアウトを構築できることから、災害の避難所や展示会などのイベント会場に向いています。


このようなスチールパーティションと段ボールパーティションの違いについて、それぞれの特徴を交えながら、段ボールパーティションの可能性についてもご紹介します。




スチールパーティションの高い機能性


スチールパーティションは、スチールの骨組みの中に、耐火性のある石膏のボードをスチールパネルで挟み込んだ構造になっています。防火性や遮音性、断熱性など、高い機能性を持っているスチールパーティションの詳しい性能を見てみましょう。

防火性


スチールパーティションは防火性に優れています。
劇場、映画館、病院、ホテル、展示場、倉庫など特殊建築物として内装制限がある建物には、不燃材料を使用しなければなりません。
スチールパーティションに含まれる石膏ボードは、建築基準法の不燃材料としての建築要件も満たしているため、建築要件が厳しいオフィスビルなどでも採用されています。


遮音性


スチールパーティションは遮音性が高い特性を持っています。遮音性の弱いパーティションの場合、声が漏れてしまうリスクがあるため、会議室など重要機密を扱う場所ではスチールパーティションが最適です。
また、吸音素材を入れるとさらにその性能を向上させることもできるため、声が漏れる心配がありません。

断熱性


スチールパーティションは、石膏ボードで支柱をはさむことにより、中間に空気層が作られます。空気は流動しなければ、優れた断熱効果があります。

よって、支柱の中に空気を密閉することで、優れた断熱効果を実現しています。



スチールパーティションの活用法



スチールパーティションの機能性の高さは前述のとおりですが、つなぎ目がボードで覆われるために目立たないなどの利点から、デザイン性の高い空間を作り出すことも可能です。

それらの特性を生かし、以下のような活用の場があります。

商談ルームや会議室での防音効果


吸音材をパネルの中に組み入れることにより、高い遮音性を実現できるため、商談スペース、ミーティングルームなどの機密性の高い会話が飛び交う場でも積極的に導入されています。また、個人情報を扱う財務や人事、システム音が飛び交うサーバー室などでの導入もおすすめです。

防火性能を考慮したオフィス設計


建築基準法では、以下の2つの防火性能要件があります。

・外壁などへの加熱開始から30分間、損傷が生じないこと
・外壁などへの加熱開始から30分間、温度が可燃物燃焼温度を超えないこと

このような防火基準が厳しい建築物の設計では、スチールパーティションが活用されやすいです。

こだわりのビジネス空間に最適


スチールパーティションは、機能性と共にカラーバリエーションも豊富で、ドアやガラスを埋め込むことも可能です。柔軟性があり、デザイン性にも優れたパーティションでしょう。

また、金属性の壁をマグネットボードとして活用することもできます。こだわりのあるオフィス空間をデザインするのに最適です。



スチールパーティションのデメリット


一方、スチールパーティションのデメリットとしては、スチール材の避けられない特性から以下のようなものがあります。

コストがかかる


スチールパーティションは、他のパーティションと比べ、割高な部類に入ります。
1パネル(幅 90cm、高さ250cmのサイズ)あたりで、安いものだと30,000円程度、ガラスやドアを埋め込んだものだと70,000円~80,000円程度です。内装工事なども含めると、安い材質のパーティションとの費用差はさらに大きくなります。

重さがある


スチールパーティションの重さは、1パネルで、23kg~25kgとそれなりの重さです。
簡易的なパーティションとして利用するには、移動の際、段差や狭い場所で落下や衝突がないように細心の注意が必要でしょう。

また、廃棄処理の際も重量で費用計算を行うため、他のパーティションより費用もかかります。 



親しみのある段ボールのパーティション



段ボールは、しっかりとしたリサイクルシステムが確立された3R(Reduce・Reuse・Recycle)に優れた素材であり、物流時のボックスとしても身近で親しみのある存在です。

パーティションとしては、手軽な設置やレイアウト変更が可能なことから、自然災害などの避難所や展示会のようなイベント会場で特に活用されています。

段ボールパーティションの特徴


(1)値段がリーズナブルでしかも丈夫
(2)軽くて安全
(3)設置やレイアウトが気軽に行いやすい

段ボールパーティションは、スチールパーティションと比較すると特徴が対象的です。
価格が安いのですぐに手配しやすく、軽いので運搬も安全に運べます。
形状も融通が利くので、用途に合わせたサイズでレイアウトの加工もしやすいでしょう。

段ボールパーティションの可能性


段ボールパーティションは、素材が段ボールであるために、防火性、防音性、断熱性がスチールパーティションより強くありません。
しかしながら、最近では、不燃性の紙やスプレー加工で防火性を持たせるなどの対応も可能になってきています。
また、無音よりも多少の暗騒音(カフェなどで聞こえる意識しない騒音)がある空間の方が集中力がアップするという研究結果もあります。

その場合は、段ボールの遮音性でも十分に対応可能でしょう。

ハニカム(蜂の巣)構造により、断熱性や遮音性を向上させている製品もあり、段ボールパーティションの弱い部分をカバーし、優れた特徴を生かすことで、ビジネスオフィスで活躍することも可能になってきています。

ハニカムボードパーティションの紹介


段ボールパーティションの中でも、蜂の巣のような6角形の空間のつながった形状の段ボールを板紙で挟んだハニカムボードパーティションというものがあります。
段ボールのメリットを生かしつつ、とても耐久性のあるパーティションですが、その秘密は、蜂の巣構造にあります。1.6cmと薄型で軽量であるにも関わらず、とても丈夫なので、使い捨てにならずに何度でも再利用ができます。

高さや幅も段ボールならではで、10cm単位での調整も可能です。

【参考】ハニカムボードパーティションの5つの特長




まとめ


スチールパーティションは、防火性、遮音性、断熱性からビジネスシーンで一般的に利用されるパーティションです。


一方、段ボールパーティションは、スチールパーティションと比較すると対象的な特性があります。安くて安全、身近なパーティションとして、避難所や展示会などの柔軟なレイアウトが必要な場所に向いています。

身近で手軽でありながら、最近の技術的進歩により、燃えない紙やスプレーによって防火性を向上することも可能です。
ハニカムボードパーティションのように、丈夫で構造がしっかりした段ボールパーティションであれば、断熱性や遮音性の向上も図れます。

段ボールパーティションは、オフィス空間にも十分に魅力あるパーティションです。

他のパーティションの特性と組み合わせて、素敵なレイアウトを実現してみましょう。
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